次回の会合


 第77回案内

 

日 時;2018年8月3日(金)6時30分から8時10分頃まで

場 所;きゅりあん(品川区立総合区民会館) 第2特別講習室

会 費;1000円(会場費・資料代として)

講 師;冨田五郎様

演 題;古墳出現期の日本海沿岸(特に出雲)を中心とした交易網(鉄、玉、漆)をロジスティクス的に解明する

私の目指しているのは、邪馬台国論の時代を魏志倭人伝の解釈でなく、考古学に徹して新しい視座で見つめることです。今日まで、邪馬台国の位置論争が長い間、続きましたが決着はつきません。それがロマンとして多くのアマチュアが楽しんでいます。その間、考古学的な遺物や遺構が発掘され、日本列島だけでなく韓半島や中国大陸でも考古学が進んでいます。これらの成果をアマチュアも採用して研究レベルを高めるべきと考えます。

もうひとつの興味は、記紀神話や出雲風土記に登場し、倭人伝では投馬国候補に取り上げる方も少なくない出雲です。その謎解きです。

それら二つの関心事に対して、交易とロジスティクス論を導入して論じたいと考えます。ロジスティクスとは、資材や製品の需給関係に物流の仕組みを加えたものです。

講演では、日本海における鉄と玉を中心とした流通に加え、漆の流通についてもお話しします。木工品を含めた 手工業が弥生時代の交易に大切ではなかろうかと考えるに至っているからです。特に、出雲を中心とした交易網の広がりに留意してお話しします。なお、本研究はまだ完成段階ではなく、途中の段階の報告と受けとめてください。

 

懇親会;会合後、講師を囲んでの懇親会(参加自由・実費精算)を行っています。