第 8回 2004年06月07日 

 

初現期古墳の実年代推定と科学的年代測定法(藤盛紀明)

考古学と実年代(藤盛紀明)

中国および日本産の青銅器の蛍光分析(藤盛紀明)

 

東アジアの古代文化を考える会の連続講演シリーズ・考古学の実年代推定の第4回「初現期古墳の実年代推定と科学的年代測定法(北條先生)」と第5回「考古学と実年代(奥野先生)」のご講演を振り返りメンバーで議論した。考古学における科学的手法活用時の注意点として、手法そのものの精度の問題、試料の採取位置や計測前処理の問題などの他、従来の結果と科学的結果の整合性を常に照査して評価することが重要ではないかというような議論がなされた。

第3の話題については、データと結論について藤盛氏から紹介があった。このテーマについては次回 田中氏から話題提供がある予定。